『愛すべき娘たち』を読んだ。漫画。少女漫画と言っていいんだろうか。単なる恋愛漫画ではない。 私はこの本から劣等な自己意識を読み取った。劣等感と、それを抱えて生きる人たちの像。登場人物が劣等感を感じる場所は、その人の体験によって異なっていて、…

ﾌｪﾐﾆｽﾞﾑの本です。 最近の私のｴﾛｱﾚﾙｷﾞｰはたぶんここから来てます。なんつーかﾏﾝﾍｲﾄを自覚しました。同時に私はどうしようもなく女であるのだなと、苦々しくそう思います。 視点が一貫して女性の側からなので、なるほどそういう見方ができるのだなと、おもし…

1992年に映画化された作品だそうです。おこげとはｵｶﾏな人を好んでくっつく女性のことを指します。ｵｶﾏにくっつくからおこげだというそうで。 おこげとやおい少女は共通項が多いというので読んでみました。この作品はフィクションですが、自身を性的存在として…

「大人は判ってくれない」（id:jjnagi:20060707）を読んでから、読んで見るかと思った。（ほんとは「戦闘美少女〜」を読もうかと思ってたんだけど、図書館になかった。） 一章のｵﾀｸのｾｸｼｬﾘﾃｨでやおい女子についても言及していたけど、やおいについては、この…

漫画。 漆原さんというのは「蟲師」を書いている人なんですけども、あの雰囲気がいいなと思ったので違う本も見てみようと思ったのです。 なんというか神話や民話や伝承に近く、オカルトな感じだと思います。（オカルトと言っても、怖い話系ではないです。） …

評論、考察の本。一章がｴｳﾞｧﾝｹﾞﾘｵﾝ、二章が富樫義博、三章がやおいについて。 ｴｳﾞｧについては未見なので読み飛ばしたけど、他はすごくおもしろかったとです。 やおいについてのみ言及しますが、これに書かれている考察は一腐女子としてとても納得できた。私…

やおいや腐女子に関する考察の本なんだけど、後ろの方は飛躍して依存症とか社会病理について語る本になっている。（社会病理とかはあまり根拠のない著者の主張のようで、疑問に感じるところも多々あり、あまり間に受けなくてもいいかなと思った。） 著者の中…

全２巻。漫画。 ttp://d.hatena.ne.jp/furamubon/20060404/1144148680 山田さんとこ読んで気になってた。ので、今更ながら読んでみたのです。山田さんの書いていらっしゃることに全面同意しました。 「どーしてもムカツイたら相手かわいそうに思っときなよ …

著者は、夢花/李。漫画です。ついでにいえば、ボーイズラブです。 上のエントリを書いてて思い出した。とてもよく似たものの見方をする二人が、お互いに救われる話。という風に読んだ。 誰かと「同じ」ことは自信になるし、打ちひしがれそうなときは救いにも…

この前に書いた自己啓発本っぽいものについて書いておこうと思います。タイトルからして私ならまず手に取らない類の本なんですが、以下の紹介がおもしろそうだったので読んでみたよ。 i d e a * i d e a - 2005年、百式管理人の本棚を生き抜いた12冊 ちなみ…

就職がこわい作者: 香山リカ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/02/20メディア: 単行本（ソフトカバー） クリック: 7回この商品を含むブログ (70件) を見るその名の通り、就職がこわいという人は読んでみたらいいと思う。 あと、現代の若者論、フリーター･…

で舞城さんが言いたいことは、基本的に下記のブログに書いてあることと同じだろうと思う。 ttp://d.hatena.ne.jp/zoot32/20051108#p1 （直接URL貼るのは怖いっす。ごめん。） 上記のエントリ読んだ後、かっけー。ちょうかっこいい。とか呟いたくらいかっこい…

電車に乗っているときは、大体本を読んでいます。最近は村上龍をよく読んでます。「希望の国のエクソダス」はおもしろかった。他にも「音楽の海岸」と「空港にて」を読んだ。そのどれにも、現代日本には希望がないと書いてありました。今は「すべての男は消…

噂のオサレ漫画ことBLEACHを読んでみた。とりあえず８巻まで。 さすがオサレですね！(笑)なんて思いつつも、おもしろかったです。典型的な少年漫画だと思います。 こういう漫画は、ときどき正しすぎて腹が立つことがあるよ。正しいことだとわかっているけど…

映画続編決まったようで。見に行ってないけど。 原作の漫画の方を読んだ。１３巻(最新刊)まで。 なんだか別世界のようだと思った。私は矢沢あいの書く女の子に、共感できた試しがない。なんか恋とか夢(目標と言い換えた方がいいかな)とかで世界が回ってる感…

そうですね。そうですけど。自分が面白いと思う本を探した方が早いんだよ。

人間失格;桜桃 (角川文庫)作者: 太宰治出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1989/04メディア: 文庫この商品を含むブログ (18件) を見るおもしろかった。 私が思う頭の良い人のイメージは、手記を書いたという葉蔵って人と似ている。そういえば、この人、失感情…

潮騒 (新潮文庫)作者: 三島由紀夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/10メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 90回この商品を含むブログ (182件) を見る描写がキレイだと思った。風景描写とか心理描写とか。洗練されている文ってのは、きっとこういうのなん…

QED 百人一首の呪 (講談社ノベルス)作者: 高田崇史出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/12/04メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含むブログ (31件) を見る友達に薦められて読んでみた。日本語はやっぱりうつくしいな。和歌好き。解説してもらわなきゃ…

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス)作者: 羽海野チカ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/08/19メディア: ペーパーバック購入: 5人 クリック: 175回この商品を含むブログ (913件) を見る７巻（最新刊）まで読んだ。美大生の就職とか恋愛とか何…

阿修羅ガール (新潮文庫)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04/24メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 100回この商品を含むブログ (414件) を見る「自分を壊す、自分を殺すってのは、脊髄通して脳まで伝わるタイプの実際の痛みってものさ…

おおきく振りかぶって (1)作者: ひぐちアサ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/03/23メディア: コミック購入: 1人 クリック: 183回この商品を含むブログ (617件) を見るやっと読みました。 おもしろー。読んでてわくわくするねー。 １＋１が２どころかとん…

最近読むようになりまして。 K-BOOKSで買取強化してたんで手を出してみた。 BL要素に飢えるとそこらへんの本屋で適当に見繕って買ってみるのだけれど、今回は自分的にヒット。 イベントで毎回凄まじい列作ってるのこの人だったのね。２ちゃんの暴威図サロン…

「ロリヰタ」と「下妻物語」が読みたかったんだけど、図書館になかったから違うのを借りてみた。 「カルプス・アルピス」では最後の展開に驚いた。 作者が週刊ジャンプ方式*1(笑)で連載していたので意図していなかったらしいことがあとがきから読み取れたが…

２ｃｈの漫画板で2004年ベストコミックの投票やってたらしいよ。 作品別1/5（6/11） 票…点…平均点…タイトル…著者…出版社…雑誌名 14…126…9.0 …夕凪の街 桜の国…こうの史代…双葉社…アクション… 12…101…8.4 …DEATH NOTE…小畑健・おおばつぐみ…集英社…週ジャンプ…

米倉けんごさんのマンガ好きなんですけど。 女性で米倉さん好きな人ってけっこういると思うんだー。実際会ったことないけどさ。 米倉さんのマンガは、男の子がカワイくて、女の子がカワイイ。 男の子のカワイさと女の子のカワイさって違うよね。そこらへんわ…

小説の単行本は今出てるのは全部読んだ。 今度友達がアニメ録画したヤツ貸してくれるって。えへ。 楽しみ。 コ ンラッド好きー。私的カプはコン×ユですな！小説読んでヤキモキしてますよー。 あとショーリが好きだ！明日はマのつく風が吹く! (角川ビーンズ文…