不幸な子供

自分の息子が他人を殺しました

親の方も弁護士さんを2人頼んで、何とか家に帰れるようにというふうに
非常に強力に働き掛けをしているわけでございます。
自分の子供の暴行傷害で人が死んでしまったわけですから、
「それなりの責任は負わなくてはいけないよ。」
と言うのが普通の親ではないかというふうな気がするのですけれども、
「とにかくいい大学へ入れるためには今、高校へ入らないといけない。
受験勉強も大事になってくる時期だから、早く鑑別所から帰してほしい。」
ということが親の願いになっているわけでございます。

あー、こういう親もいるらしいですね。怒りたくなるのもわかります。
子供自身の人格を無視してるよなーと思う。
親のプライドが子供の人格より大切だという例。世間に見せても親のプライドが傷つけられない家庭を維持することの方が重要なんだろうな。そして、子供を無視している事実を意識することがない。
こういう親を持つ子供は、親に期待することをやめればいいのに、と思う。人殺したって万引きしたって、親は自分の思い通りにならない子供に失望するばかりで、子供自身を見ることはなかなかないんじゃないかな、と思うから。
ろくでもない親のせいで上手くいかないと思うなら、親を見捨ててしまえばいいんじゃないかなと思う。
えーと、「繁栄の中の貧困」という日本人が書いた論文で似たような事例が出ていたと思う。原因は貧困か。精神的な?(質的調査の分析の例としてプリントで貰ったやつで、確か本にはなってなかった気がする。プリント見つかったらなんか追加で書くかも。)


親に期待し続ける子供って多いんだろうな。人間なんてみんな不完全で、他人に期待しすぎてもいいことないだろうって思うんだけど、どうかな。それでも、期待することってやめられないんだろうけどな。期待する相手を替えれば、もう少し上手くいくかも? 承認をくれるのは親だけじゃないだろ。