5月3日

いわゆるお付き合いってこういうことか、と思う機会が増えた。何もなくてもそばにいること。そのときに思ったことをただ話せる人。躊躇わず触れる距離感。なんだか一々新鮮で、世間の人は結構この感じを知っているのだろうなと考えて、そこに私も加われることが少し嬉しいが違和感もある。これは私が手に入れていいものなのか。
好きになってもらって、未だに自分のどこが、と思う。何かの勘違い、思い違いかもしれない。でも、大事に扱われるのは幸福なので、相手が私に失望するまでは黙っているつもりだ。
嫌われるかもしれないという不安と同時に、嫌いになってしまうかもしれないという不安もある。相手の外見は好みではない。行動も粗に見えることがある。相手にときめいたこともないが、冷めてしまって、触られるのも嫌になってしまうかもしれない不安がある。傲慢か。人と近付き過ぎたら好きなだけじゃいられないものだと思うのだけれど、今の人とはどうなるのかな。