今年も終わりそうですが

いかがお過ごしでしょうか。
29日から冬コミです。
パンフすら買ってないが、欲しい本はあって、どうなることか。


自尊心というものが、著しく低下するだけで、人間をやめられそうです。廃人か死人という意味で。
意欲だとかいう、言葉すら、向こうの向こうに。遠い異国についての噂みたいな距離感。「その国ではね、意欲という言葉があってね。労働や他の事を、進んでやりたがったりするのだって。それが楽しいのだって。」
話を、聞いて欲しいのだけれど、話す人が見つからないし、面白く話せないし、だから何も言わないでいるのだけれど、話したくて困る。
私が死んじゃいそうだって。自尊心の低下のあまり、人格や経験による価値偏重が作用しなくなりそうだって。そういうことを誰かに言いたいし、言いたかったし、聞いてほしかったよ。
文字じゃなくて、言葉じゃなくて、声にして話して、聞いてもらって、なんとなく理解されたような気になりたかったよ。


桜庭一樹が好きになってきている。砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない少女には向かない職業少女七竈と七人の可愛そうな大人
水中に潜っているときの様な、息苦しくて必死な感じ。どうしようもなくて暴力的な感じ。上辺は「普通」を倣って。それでもちゃんと生きてる。
鬱小説だとか言われるが、たぶん、前向きな部分もあると思う。だって、隠し通したりしないもの。あとは、ものごとの捕らえ方が好き。