幼児期の成功体験がその後の生き方を左右するのかもしれないという話

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://plaza.rakuten.co.jp/minokijuku/diary/200605240000/

そういえば、現在問題がある子は小さな頃(幼稚園時代)は
親が「いい子」だったという評価を下しているような気がする。

 子供の頃に「苦労」「めんどくささ」を時間をかけて、
親が自分の都合を子供に押し付けずに、辛抱しながら育てた
子供は、成長するにしたがって手のかからない、俗に言う
「いい子」
に育つようである。
 その逆に、子供頃に手をかけすぎた育て方、たとえば行動の
遅い子に何もかも親が準備してあげるとか、魚の骨をひとつ、
ひとつとってから食べさせるなど、本来、自分ですべきことを親が
手を加えてしまうと、将来それができない子・わからない子になる
可能性が高いような気がする。

ああ、うん。なんとなくわかる。わかるかな?
幼児の頃、手間隙をかけられずに(親に抑圧されて)育った子が、中学生くらいで問題児になることが多く。手をかけられすぎて育った子は、自分で自分のことができなかったり、やることがわからなくなったりする傾向があると。
読んでいて思い出したんだけど、発達心理学かなにかの一説で、二歳くらいの幼児に対し、親がどれだけ適切な育て方をしたかで、幼児期以降の自己肯定感が決まるというのがあったな。(これはあくまで説であって、裏付け調査はなかったはずだけど。)


http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20070524/p1
できるかわからないことを、できるという風に思って行える人について。

それがなぜ多くの人には「自明のこと」と感じられているのかといえば、そういう「成功体験」を経てきたから、としか言いようがない。だがそれは、もともと「根拠のない」ものであるから、何かの理由でそうした体験を「自分のもの」とする条件を十分に得られず生きてきた人にとっては、いつでも容易にこの「自明性」は失われる。そのことが、上記の「働きたいけど、働きたい・動けない」という、つまり「働く意欲がない」とされる状態をもたらす。


ふたつのエントリを繋げて見てみた。
この文章を読んだ方に言いたいことは、子供を育てる際には、幼児の頃までに成功体験を積ませたらいいと思うよ!ということです。脳が複雑な処理を始める前に、基礎として刷り込ませてしまえば良いのですたぶん。


ちなみに私は、トロくておとなしい子だったそうですが。現在の状態から鑑みるとどんな育て方をされたのか薄っすら想像がつくけども、実際のところは知りませんし、知ったところで、二十歳過ぎたら自分のことは自分で責任取らないといけないので、あんまり深く考えません。
とりあえず、私が成功体験が足りない人という実在例になっている現状です。なんだ今回は言い訳がしたかったのかも私。人は歳を取る毎に上書き保存が困難になる生き物みたいなので、苦労してんだってことです。私みたいな無駄な苦労はしなくていいと思うんだよ。