二度と朝には出会わない

バンプ「太陽」という曲が頭の中で回っていて、まあ軽く落ち込んでいるということです。この曲の中にある、不自由さとか脱力感とか、覚えがある。いわゆる今の時代の思春期の状態だと思うのです。
現状モラトリアムな私はまだギリギリ思春期なのかどうか。中学や高校のときよりは、高い視点(俯瞰的な意味で)で見られるようになったので、さほど息苦しくはないけど。昔は、「正解でいなければならない」と思いこみすぎていて。勉強が、ということではなくて、たとえば成績なら、中くらいをキープして、良すぎても悪すぎてもダメーみたいな。テスト前に「勉強した?」って聞かれたら「やってないよー」と言わなければならないというような。外したらいけないのだ。無難が正解。異端は間違い。異端者はリーダー格か部外者で、私はどちらにもなったらいけないと。実際はそう思い込んでいただけかもしれないけどね。
うん、まあそれはそれとして、この窓のない部屋から出るにはどうするか考えている。方法は知っていて、あとは実行すればいいのだけれど、どうすれば自分を動かせるんだろうな。モチベーションとかいうあれですか。
「自分にごほうび!」みたいなやつは、大して役に立たなそう。私は自制心に自信がないから。そんなん目の前にちらつかせる前に、手を伸ばしちゃうよ。ご褒美は、他人から与えられてこそだよなぁ。犬はいいなぁ。ご主人様がいて。…犬になりたいとか考えたりしてるけど、それはできないもの。ある程度大人の人間である限り、特定個人を無心に慕うなんてできないから。自分で進む方向を決めないと、どうしようもない。自分で自分に指示を与えなければ。
報酬が約束できないなら、ドーピングでもすればいいのかな。