パビリオン山椒魚のメイキング映像を見た

テレビをつけたら、ミュージックオンティーヴィでパビリオン山椒魚という映画のメイキング映像をやっていて、最初の20分くらい見逃したっぽいんだけど、音楽を担当した菊地/成/孔さんを中心に監督や歌う人や楽器やる人の作成風景やインタビュー映像が流れていた。
映像で菊地さんを見たのはたぶん2回目。私は人の顔を覚えるのがどうも苦手なようで、菊地さんあまり特徴ない顔だと思うし、覚えていなかったんだけれど、声が独特だからちゃんとわかる。渇いた感じの声。
菊地さんの所作になんとなくワーカホリックな感じがした。っていうか、なるほどああいうのがワーカホリックか、みたいに納得してしまった。そういうのを見つけておもしろかった。
作品を作ることは生産活動だと思っているのだけれど、生産活動とそれに対する反応と反応を吸収しての生産活動という正の循環を見た気がした。かっこいいなぁ。
ジャズという分類の音楽は普段聞かないのだけれど、この番組を見るうちに耳に馴染んでいて、番組が終わってしまってから他の音楽ですら耳障りな雑音のように聞こえて、もう音楽さえあればいいよとか思ったりした。