「届くと信じて歩けていますか」

『ヤサシイワタシ』を何回も読む。なんでこの台詞が引っかかるのかな、と考えながら読む。今日も。
今日は、その台詞と椎名/林檎の「本/能」の歌詞が頭の中で繋がった。私がこの本で引っかかっていたものは、私の中にもある"依存心"だった。
指示して支配して犬にするみたく良くできたらほめてできなかったら叱ってほしいと思うことは、自分で善し悪しの判断をしたくないから、なぜならそれをする自信がないから不安だからで。
だから、ヒロタカの台詞で少し救われた気がしたんだった。