「男子」「男」

表記の感じ、ニュアンスについて。

だんし 1 【男子】
(1)男の子。男児
(2)男性。おとこ。男児。また、男らしい男。
⇔女子

だんせい 0 【男性】
(1)男。特に、女とは異なる性をもつものとしてとらえた男。
⇔女性
(2)文法上の性(せい)の一。女性・中性に対するもの。
→性(4)

おとこ をと― 3 【男】
〔若返る意の「をつ」と同源かといわれる。「をとめ」に対する〕
(1)ヒトの性のうち、女を妊娠させるための器官と生理をもつ方の性。男性。男子。
⇔おんな
(2)雄々しさ・強さ・潔さ・積極性など、一般に男性にそなわると考えられている特質に着目した場合の、男性。
(3)成人した男性。成熟した男性。
(4)女性が異性として愛する男性。愛人。情夫。
(5)男性としての価値。また、男の名誉・面目。
(6)男性の奉公人。下男。
(7)女性と結婚の関係にある男性。夫。
(8)出家しない男性。俗世間で生活する男性。
(9)男の容貌(ようぼう)。男ぶり。

goo辞書(http://dictionary.goo.ne.jp/index.html)より。


いろいろ意味はあるけど、どれも「男」「男性」という意味で使うとして、少しニュアンスが違う気がするという話。
性のリアリティの強さかなって思った。男>男性>男子。
「男」だと少し俗っぽく、性を連想しやすい。
「男性」は事務的というか、引いた立場からとか丁寧とかいうかんじ。
「男子」は、なんだろうね。少し空想的なかんじがする。現実の男と少しだけずれているような。中学生の考える異性みたいなかんじ。メガネ男子という言葉もそういうかんじがする。キャラクター性というか。
「男子」というと小中学生の頃は、そう口にしていたと思い出す。「男子も掃除しなさいよ」「女子うぜー」とかなんかそんな。未知というか自分とは違うなにものかという認識。そういうイメージを私は持っている。これって一般的ですかね?