学生の僕が就職について考えてみました

なんか書きたいって気分になったので書いてみる。


今、就職をどうするかで迷っている。どこに就職したいか、希望の業種はなにか、とか全然わからん。希望なんてない。(でも、就職はしなくちゃいけない気がする。)あえて言うなら、残業がなくて、なるべく楽な仕事があれば一番いい。(もちろん、これは都合がよすぎるという自覚はある。)そんなんで受ける会社も絞り込めないし、受けたとしても受かるはずもないわな。
なんで今回こんなに迷ってるかを考えた。今まででも転機はあった。高校・大学に進学するときだ。
私の学校の決め方は、まず自宅から通える範囲でなるべく遠いところの学校に行きたかったから、そこらへんの学校を調べた。その中から、大学だったら、こんな感じの学部があるとこ、高校だったら、雰囲気で決めた。学校の特徴で決めたといってもいいかもしれない。同時に、自分の成績で行けそうなところか検討した。そんで、だいたい希望通り入れた。もともと高望みはしていなかった。私の成績は上中下で言ったら間違いなく中。そのくらいの成績で入れる学校はたくさんあった。
今、過去の選択は間違っていないと思う。高校は学校自体は糞だったけど、やたらおもしろい人達がいた。ちょっと変わった学校だったせいか、変な人達(貶してない。どっちかというと褒めてる。)が多かった。おかげで楽しかった記憶がある。大学は授業おもしろいし、友達少ないけど、ほどほど満足。
じゃあ、なんで就職に関しては決められないのかねっていう話ですよ。
まず、今回は家から離れるつもりだから、土地の範囲で会社が絞れないこと。希望は本州の太平洋側です。広すぎる。
それと、職種が多すぎて絞り込めない。っていうか、どんな職業があるのかもよくわかってない。大学の学部を決めるときは、種類が限られてたし、その中から選ぶことが出来た。こういうのならおもしろそうだっていう価値観で決めた部分もあったけど、それも種類が限られていたから出来たことだと思う。
あと、高校・大学のときは、偏差値という指針があった。このくらいの偏差値で、このくらいの倍率なら自分でも受かるだろうという目安があった。そういう目安が就職においてはない。何で就職決まるかっつったら「熱意だ、情熱だ、パッションだ!」とか言われる。それどうやって計るの?


そういう訳で、今までの成功体験が役に立たないんだなから、困っているんだなと。
初めてのことばっかりじゃ不安にもなるわな。
就職先を決めることは、今までの自分の成功体験を投げ捨てることから始めなきゃいけないんだなと思いました。とりあえず、私の場合は。


で、試しに好きなものから業種や会社を絞ってみることにしたよ。例えば本なら、作家、編集者、校正する人(これって編集者に含まれるのかな)、広告・広報、製紙に関わる人、印刷業、取次とかの流通業、販売業・サービス業で本屋や漫画喫茶の店員、別口で図書館に関わる人とか。流通や販売の会社はいっぱいあるけど、本を扱ってる会社に絞ればいいし。こうやっていろいろ挙げられるし、調べることも出来る。このやり方は、キャリアカウンセリングをやってる人に教えてもらった。やりたいことがないけど、好きなものならあるっていう私みたいな人には向いてるんじゃないかと思った。