テンシ

 血が吸えないドラキュラと、輪っかのないテンシのお話。
 人形劇風というか、童話調の語り口。
 そして音楽がいい。
 訥々としたギターの音色がじつに優しい感じで。(もうひとつの夏へ)

確かにクラシックギターの朴訥な音色が素敵だ。
シンプルな弦の音にもの悲しい気分になる。切ないともいうのかな。

感想。幸福ってのは自己満足というかエゴというか、とにかく他人をある程度蔑ろにしないと成立しないのだろう。