なんもない

好きな作家がいる。その人はブログをやっていて、そこの文章から生活態度や日常の過ごし方が見えて、まぁわりと良くはないなぁと思いながら見ている。手っ取り早く言えば、ろくでもないということ。
だけど、その人の作品はとても良いので。私はそう思うので。それがあればもういいのだ。あの日常からあの作品ができるわけで、だからそれでいい。とか、勝手に判断をしている。


自分を省みて、そういえば、なんにもないなぁとふと思う。
なんも持ってない。
いや、本とかCDとか服とかいろいろあるよ、私の部屋には。でも、そういうのじゃなくて。
君は何ができるかと聞かれたときに、答えられるものが、なんもないなぁと。
そんでもって、特別やりたいこともない。
なんもない。有効な切り札がひとつもない。
それは、社会的な、あるいは資本的な価値みたいなもの。ある程度の若さが価値になるとしても、それくらいしか。
我ながらつまんねーやつだなと思う。
見方を変えれば、失うものがないってことでもあるけど。熱意を向ける対象もないから、当たって砕けることもなく。
空転するのも、飽きた。んだ。けど。
どうしようかなぁ…。
っていうか、進歩ないよな(自嘲)。
えっと、明日から頑張る!←ニートの常套句。