性別抑圧

引用部分は、雑誌「f」vol.44の132ページあたりの特集対談の中から。

男の人はね、お前は早く一人前になって金を稼いで妻子を養えといわれる、それ以外の抑圧ってないんですよ。一本道なんです。

でも女の人は、親から受ける抑圧でさえ一本道ではない。おしゃれにあまりにも興味がないとどうしたのかと言われ、あまりにおしゃれにとち狂ってるともうちょっとなんとかしろと言われ。途中までは勉強しろと言うものの、東大までは行かなくていいと言われたり。親と親戚の人が言うことが違っていたりするし、周囲の言うことを全部聞いていると、女の子は頭がおかしくなっちゃうんですよ。どうしたらいいのかわからなくなってしまう。だから、女の子は人によって萌えポイント、つまり抑圧のポイントがみんな違うんですよね。抑圧ポイントがたくさんあるからこそ、女の子はものを考える機会がたくさんあるんだとおもいます。

男がどうとかいうのは、どれだけ的を射ているか私にはわかりませんが、
これで男の非モテの連帯感が説明できるような気がした。あの「同志」って感じの元はそこか、みたいな。
地雷がそこだけなら、踏まなければいいだけだしな。
同類がたくさんいるのは良いことだと思います。


おなごは地雷が多いので、カプ論争が酷くなるわけですね。(抑圧ポイントにより、あてがうキャラが違うから喧嘩になるのかな?)