働く。ということを手段として考えていた。この場合目的は一人暮らしをすることだ。
でも、そもそも一人暮らしをすることは、一人で生活することの手段であって、一人で生活することを目的とすると、働くことも目的の一種ではないかと思い至った。
働くことは金を得る手段ということだけではなくて、生活する上で必要なこと、社会の役割のひとつだとすると、私は働くことを安易に考えすぎていたことになる。
もっと、自分の能力だとか、やりたいことだとか、を知らなければいけないな、と思った。


仕事を知るには、その仕事の対象(客)と、提供するもの(商品)は何かと考えろ、だってさ。キャリアコンサルタントとかいう人が言ってた。会社の人事の採用担当の人は、客が応募してきた人で、商品が仕事なんだとか。ここらへんは、ほんとかよって思ったけど。
で、自分がやりたい仕事を探すには、いろんな社会人から仕事について聞くことが一番いいってさ。まぁ、仕事なんて本当にたくさんあるしね。細かく分けたら数え切れないくらいにあるんだろう。大体の人は、仕事を自分の知っている仕事の中から選んでいる。その知っている範囲が狭いのは、選択できる範囲が狭いということ。
やりたいことが見つからないのは、私が多くの仕事を知らないからだろうか。
とりあえず、今度から社会人と話す機会があったらいろいろ聞いてみようと思う。


タイトルはレミ/オロメンのア/カシアより