書くことに疲れたという人がいる

そうだ。書こうと思って忘れていたけど。
私が好きなある同人作家が夏を境に活動休止するかもしれない、とこの間サイトの日記で書いていた。
人の反応を見ながら描くことが嫌になったのだそうだ。
描きたくて描いているのか、読者に期待されるように描いているのかわからなくなった、と。
描くことに疲れた、と。
言いたいことはわかる。私は描く方の人ではないから、なんとなくこういう感覚かしら、という想像しかできないが。
いいものはいいし、好きなものは好きだし、それを作った人に直接伝えたいし、伝えて喜んでもらえたら嬉しい。でも、好かれることが重荷になることもある。
難しいものだ。
こういうのを見たり聞いたりする度に、伝えることを少しだけ躊躇ってしまう。
自分一人の意見ごときで、誰かに重大な影響を与えることはほとんどない。それはわかっているが、積もり積もって、ということもあるので、もし負担の一部となってしまったらどうしようって。
一応対処法としては、凄い好きだなと思うときはちょっと距離を置くことにしている。あと、ファンレター書くときも一週間後くらいに読み返して、大丈夫だと判断してから送るようにしている。どれだけ効果があるかはわからないけれど。
好きな人に好きだと言っても負担に思われることがない人もいると思うんだけど、どうしたらそういう風になれるんだろう。